2019年8月31日土曜日

第9回 あそび勉強会報告「センソリーボトルづくり」

センソリープレイ(sensory play)は,見たり,聞いたり,手触りを味わったりなど,いろいろな感覚を楽しむ遊び。その中でも,見て楽しむものが多いようです。見て楽しいものをボトルに入れたものをセンソリーボトル,ビニル袋の中に入れたものをセンソリーバッグなどと言ったりします。

小さな子どもたちから夢中になれる活動なので,あそび勉強会でもやってみることにしました。子どもたちも,自分の作ったセンソリーボトルの美しさに,とっても心が動かされたようです。



作り方はいたってシンプルで,プラスチックのボトルに,ビーズやスパンコールを入れて,水を入れるだけ。とっても簡単でしょ。今回は100円ショップで買ってきた3本100円のプラスチックボトルを使ってみました。最初はもっと大きなボトルで試してみてたのですが,ちょっと小さすぎるかなと思うこのサイズが意外に合っているみたいです。



ビーズやスパンコールは,いろいろな色や形のものを100円ショップで買ってきました。きれいな色のビーズを見るだけでも,心がはずみますね。



ビーズをちょっとだけ入れて試してみる子,動かなくなるほどぎっしり詰め込む子。いろいろ個性が現れます。



普通に水を入れるだけでもいいのですが,ボトルの中の水を動かしたときに,ビーズがフワフワっと動くようにするために,洗濯のりを少し混ぜてみました。



水の中に入れるだけで,とってもきれいですね。ぐるぐる回してみると,とってもきれい。いつまでも見ていられます。懐中電灯で横から,あるいは下から光を当ててみると,一段と美しさが引き立ちます。





応用編

今回はビーズと水を小さなボトルに入れて作りましたが,もう少し大きめのボトルを使ってもいいですし,ラメを入れてもきれいです。食品着色料で色付けしても楽しいですよ。容器にも,入れるものにも決まりはありませんので,身近な容器と,お好きなもので楽しんでみてください。


注意事項

3歳以下の小さなお子様が遊ぶときには,ボトルのキャップをビニルテープなどでしっかりと固定して簡単には開かないようにしておきましょう。


関連記事

センソリーボトルや,センソリーバッグの記事は,これまでにも紹介してきました。下の記事も参考にしてみてください。

センソリーボトルについては,こちら(↓)。
https://sciartjp.blogspot.com/2019/04/the-imagination-tree-httpswww.html
センソリーバッグについては,こちら(↓)。

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