子ども・アート・サイエンス Blog: パソコン周辺機器のノイズで奏でる音楽

2019年9月10日火曜日

パソコン周辺機器のノイズで奏でる音楽

ポーランド出身のコンピュータ・エンジニアのPaweł Zadrożniak（パウエル・ザドロズィニアック）さんが，自作のFloppotron（フロッポトロン）で「ボヘミアン・ラプソディ」を奏でるという，とてつもない動画を公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ph5OW9p-GHM

出典：Bohemian Rhapsody on FLOPPOTRON（Paweł Zadrożniak）

使っているのは，山と積まれたフロッピーディスク（懐かしい！），むき出しのハードディスク，2台のスキャナ，そしてモデム（これまた懐かしい！）。これらの出すノイズをパソコンで制御することで音楽にしているのですね。見ていたら，途中から多分ドライアイスと思われるスモークが立ち込めます。一瞬機械が煙を吐いているのかと焦りました。(^^)

ふだんは聞きたくもないノイズですが，音楽になるとイライラするどころか聞き入ってしまうのが不思議。モデムのピーヒャラ音ですらおもしろいアクセントになっています。

Paweł ZadrożniakさんのFloppotronのページでも解説されていますが，2011年にフロッピーディスク２台で音楽を奏でる動画を投稿したところ，500万回以上も再生されたのだそうです。その記念すべき動画がこちら（↓）。スターウォーズの「インペリアル・マーチ」です。