2019年7月14日日曜日

紙テープとストローで簡単クイリング

クイリング美しいですね。とっても美しい作例が,ネット上にたくさんアップロードされています。一度チャレンジしてみたいものだと思っていたのですが,紙を買うのにも,道具を揃えるのにもお金がかかる。というわけで,ちょっと尻込みしていました。

ふと100円ショップで売っている普通の紙テープでも作れるんじゃないと思いつき,さらにロールに丸める道具もストローで自作できるんじゃないということで,お手軽クイリングを作ってみました。下の写真は,クイリング風に丸めた紙テープを,そこらにあったお菓子の箱に入れただけですが,これでも十分きれい。楽しめますね!



ストローを使ったクイリングの作り方


1. まず紙をクルクル巻いていく道具をストローで作ります。本当は,クイリングバーという製品を使うようです。細めのストローを買ってきて,①のようにハサミで,ストローに1.5cmくらいの長さの切れ目を2箇所切ります。均等な幅で切るのが結構難しいので,1箇所を切ったら,ストローを回さずにそのままハサミを下段に移動させて下側(向かい側)を切ると簡単です。そのあと,②・③のように,1辺の左右の角を落としておきます。こうすると紙を挟むのが簡単になります。

図1

2. 紙テープを適当な長さ(40~50cmぐらい)に切り,片方の端に図2のようにストローを差し込みます。最初は,ストローの位置が歪んだり,はずれたりすることがあるので,1周ぐらいは手で押さえながら回し,そのあとはクルクル回して巻いていきます。もちろん,このような道具を使わず,手だけで丸めることもできますが,道具があると圧倒的に便利です!

図2
3. 巻き終わったら,ストローを抜き取るのですが,ときおり紙テープのロールの中心部がストローに巻きついたまま引き抜かれてしまうことがあります。左手で巻き終わった紙テープのロールの端を軽く押さえ,右手の人差し指でロールを止めながらストローを抜くと簡単に引き抜けます

図3
4. きっちりと巻いたままで糊付けすると「タイトサークル」(図4左),手を離して自然に巻き戻った状態が「ルーズサークル」(図4中央),ルーズサークルの片方の端をつぶしたものが「ティアドロップ」(図4右)。基本的なクイリングのパーツが簡単にできます。

図4

ネットを検索してみても,クイリングバーの代わりにストローを使ったやり方は見当たりません。ということは,もしかしたらストロー使いは私オリジナルって言っていいかな(笑)。その代り,爪楊枝にカッターで切れ目を入れ,クイリングバーの代わりに使っているものが多数見つかります。爪楊枝のほうが細いので,出来上がりはちょっとだけきれいかもしれませんね。試みてみましたが,カッターで爪楊枝に切れ目を入れるとき,手をケガしそうで,かなり怖いです。ストローだと,ハサミしか使わないので,安全ですね。

参考になるインターネットリソース


クイリングについての記事はたくさんあるので,Red Ted Artさんの記事より3つだけ選んでみました。作品作りの参考になりますね!

出典: Valentine’s Cards: Paper Quilling for Kids (Red Ted Art)

出典: Quilled Snowflake Patterns (Red Ted Art)

出典: Introduction to Paper Quilling: Christmas Wreath (Red Ted Art)

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