砂箱遊びは,海外ではポピュラーな活動のようですが,日本でも明治期から大正期あたりに実践されていたようです。やってみるととても楽しい遊びです!ただ,やや本格的に準備がいるので,どちらかというと園で継続的に取り組むと楽しい遊びかもしれません。
準備するものと遊び方
- プラスチックケースや箱
※ 園などでは,ホームセンターで売っているトロ箱がオススメ。大きもあり,値段も安価です。家庭では,少し大きめの箱なら何でもいいと思います。 - 珪砂
※ ホームセンターで売っている安価で目の細かい砂です。もちろん普通の砂でも構いません。 - 動物フィギュア
※ あそび勉強会ではシュライヒのフィギュアを使いましたが,やや高価なので,もっと安いもので構いません。 - 自然物や人工物
※ 木材,石,貝,プラキューブなどなど,好みに応じでなんでも。
プラスチックケースや箱に砂を敷きつめ,自然物や人工物,そして動物のフィギュアなどを好みに応じて置いていくだけです。用意するモノによって,かなり違うテーマが現れてきます。何を使うのかを考えるのも楽しい遊びです。プラスチックケースなら,水を入れて海を表現することもできます。
研究論文のご紹介
砂箱遊びの歴史を含む紹介と,幼稚園で砂箱遊びをしたときの様子を紹介した論文を書いています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
幼稚園における新たな砂遊びの検討:砂箱の中のルーズパーツ遊び
深田昭三・青井倫子・田中雅人・川崎ひとみ・成田江美・藤本浩平・前田拓・田渕香織・松浦道子・久保田真依・平田秀美
愛媛大学教育学部紀要, 65(幼児教育特別号), 51-58, 2018年
あそび勉強会へのリンク
砂箱遊びを楽しんだのは,第4回のあそび勉強会でした。
第4回あそび勉強会 |