2019年6月30日日曜日

【勉強会からのオススメ #13】クリップクレーンで吊り上げてみよう

これまた必ずうけるクリップクレーン。投網と呼ばれることもあるようですね。重いものを吊り上げられたときの快感,すごいです。下の写真は石を持ち上げているところ。思わず拍手がわき起こります。第1回あそび勉強会で遊びましたが,そのほか学生さんたちと何度も遊んでいますが,いつも大盛り上がりです。



準備するもの


  • カラークリップ
  • 太めのアルミの針金
  • ラジオペンチ


基本的な作り方・遊び方

1. クリップを5個つなげた連鎖を5本作ります(図1の周囲に延びる青いクリップ)。
2. クリップを15個つなげた輪を作ります(図1の中央の赤い五角形のクリップ)。

図1

3. 輪にしたクリップ(赤)と5個のクリップで作った連鎖(青)を,上の図1のように結びつけます。このとき,連鎖(青)のクリップは,輪にしているクリップ(赤)の交差部分に通します(図2)。

図2

4. アルミの針金の先をラジオペンチで曲げて輪を作ります。図1の連鎖のクリップの先(A)を集めて通します(図3)。そのあと,クリップがはずれないよう,アルミの針金の輪はラジオペンチで閉じます。

図3


できあがったらさっそく遊んでみましょう。最初は,ティッシュペーパーや新聞紙を丸めて,これをすくい上げてみましょう。アルミの針金をクルクル回すと,クリップの輪が遠心力で投網のように広がります。広がったところで,すかさず丸めた紙の上にかぶせるようにポンと落とし,拾い上げます。最初は広げたまま落とすのがうまくいかず手こずりますが,慣れてくると面白いようにすくい上げられます。


上手になったら,どんなものがすくい上げられるか,身の回りのものでチャレンジしてみましょう。つるつるしたものは滑ってしまうので,ケバケバしていたり,トゲトゲしているものがいいようです。それに小さすぎるもの,大きすぎるものもすくい上げられません。その点,ザラザラしている石は,見かけほどにはすくい上げるのが難しくないのです。

参考になるインターネット・リソース


かざまりんぺいさんが,KYODO NEWSのチャンネルで「目標をうまくつり上げろ! クリップクレーンで遊ぼう」という動画を公開しています。このページの簡易版とは持ち手の作り方が違いますが,基本的には同じ作り方です。動画なので,より分かりやすいと思います。


かざまりんぺいさんの「超図解 工作大図鑑」という本にも掲載されています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4072659517/

あそび勉強会


クリップクレーンは,第1回あそび勉強会で遊びました

第1回あそび勉強会

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