2019年6月18日火曜日

【勉強会からのオススメ #1】コーヒーフィルターの切り絵を染める

今日から折を見て,これまでのあそび勉強会でしてきた活動のうち,オススメできるものを少しずつ紹介していきます。

まず紹介するのは雪の結晶のような左右上下対象の切り絵。これを絵の具で色に染めてみると,とってもきれい!第1回あそび勉強会で作った作品です。

下の写真では,みなさんの作品を集めて,ライトテーブルの上に載せてみました(ちなみに奥側は鏡です)。実物を見ると,ため息が出るほどの美しさ。参加者のみなさん,スマホ写真を撮りまくりでした。




使っている紙は,日本ではお目にかかることの少ないバスケット形のコーヒーフィルターです。もちろん,障子紙などを使ってもかまわないのですが,バスケット形のコーヒーフィルターは最初から丸い形をしていて,切り分ける手間がかからないので,ちょっと楽です。吸水性もバッチリですしね。
Melitta バスケットフィルターペーパー 250mm 250枚入り PA250
海外では,このバスケット型のコーヒーフィルターを使って,いろいろな造形活動に活用しているのを目にします。今回は,その中でも切り絵を色づけする活動を取り上げてみました。

準備するもの

  • バスケット形コーヒーフィルター(吸水性のある紙なら,別の素材でもかまいません)
  • 水彩絵の具か食品着色剤
  • 紙皿やプリンカップ
  • ハサミ

基本的な作り方・遊び方

  1. 紙皿やプリンカップなどに水を入れて,水彩絵の具や食品着色剤を溶かしましょう。淡い仕上がりが好みなら絵の具を少し薄く,濃い仕上がりが好みなら絵の具を濃く溶いておきます。ただし,乾くと色が薄く見えることには注意して,ちょっと濃い目にしておきましょう。
  2. コーヒーフィルターを下の図のように折りたたむと,60度の角度がつくので,仕上がりがきれいです。小さい子向けには,縦横に2度折って,中心角を90度にするのがいいかもしれません。折りやすいし,折りたたんでもあまり厚くならない(=ハサミで切りやすい)のでオススメです。

  3. 折りたたんだコーヒーフィルターをハサミで切ります。思いのままに切れ込みを入れて,三角や四角を切り取ってもかまいませんが,先に好きな形を書いておいて切っていくのもよいやり方です。切り取った跡が細長く線になるぐらいまで切ると,美しい形が現れてくるようです。なお,とがった方(上の図の下側)を切り取ると中心部分に穴が空きますし,弧の部分(上の図の上側)を切ると周囲の模様になります。
  4. 切り終わったコーヒーフィルターはたたんだまま,紙皿に入っている絵の具にあちこちを軽く浸して色をつけます。
  5. 破れないように丁寧に広げて,しっかり干して乾燥させます。
※ 絵の具を使うので汚れてもよい服装でしましょう。

飾ってみよう

今回は作品をライトテーブルの上で鑑賞しましたが,黒い画用紙の上に貼って,壁に貼り付けてもきれいです。ラミネートしてから窓ガラスなどに貼り付けたり,モビールにして天井からぶら下げたりすると,これまたとてもきれいです。


参考にしたインターネット・リソース

Babble Dabble Doさん
https://babbledabbledo.com/make-psychedelic-snowflake/
Artful Parentさん
https://artfulparent.com/coffee-filters-make-the-best-snowflakes/



あそび勉強会

コーヒーフィルターの切り絵を染める活動を行った第1回あそび勉強会の様子はこちら(↓)で見られます。

第1回あそび勉強会

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