１部は，「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルの紹介や，初版本などの貴重本などの展示など。挿絵を描いたジョン・テニエルの下書きがなかなか興味深かったですね。ルイス・キャロル（本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン ）は，オックスフォード大学クライスト・チャーチの数学教師かつ写真家だったそうです。クライスト・チャーチは以前訪れたことがあるので，少々懐かしい気分でした。
第２部は，現代の作家が描いた絵画とともに，「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」のあらすじをたどります。ここだけは写真撮影【可】です。
第３部は，さまざまなメディア（映画，漫画，絵画など）で紹介された不思議の国のアリス」が紹介されています。ちょっと衝撃だったのはサルバドール・ダリの描いたアリス。これはよかった。様々な作家の作品が展示されていて，現代に至るまで，豊かなイマジネーションの源になったのだと改めて感心。
cinefilさんの紹介が，展覧会の様子をうまく伝えてくれます。興味のある人は，ご覧になると内容が分かりやすいかなと思います。「クイズ・バトル」（600円）に取り組んでいる人もたくさんいて，楽しそうでした。私はしませんでしたが・・・。(^^;
兵庫県立美術館の会期は5月26日(日)で終わりですが，その後，松本市美術館，横浜そごう美術館，福岡市美術館，静岡市美術館，名古屋（会場未定），新潟市新津美術館で巡回するそうです。
