準備するもの
- 片栗粉またはコーンスターチ
- 水
- ボウル
- 食品着色料(オプション)
基本的な作り方
- ボウルに片栗粉やコーンスターチを入れ,適量の水(おおむね片栗粉1に水1程度)を入れてよくかき混ぜます。
- お好みに応じて食品着色料で色付けします。
片栗粉やコーンスターチに水を加えるとできるので,スライムと違って,ほとんど「失敗」ということがありません。気が楽ですね。
ウーブレックの特徴は,力を加えると固まり,力を抜くと流体になるということ。ぐっと力を入れて掴むと固まりのように握れるのですが,ちょっと握る力をゆるめるとダラダラと流れ落ちます。ボウルの中のウーブレックを拳で叩くと固さを感じるのに,手のひらをゆっくり押し付けると吸い込まれます。この不思議な感触に魅了され,何度でもやってみたくなります。食品着色料で色を付けると,いっそう楽しくなります。
後片付けるときには,相当な水分を含んでいるので,乾かしてから捨てるのがいいと思います。排水口から流してしまうと,片栗粉が排水管をつまらせてしまうかもしれません。子どもたちの手も,キッチンペーパーなどで拭いて,大量の片栗粉が排水に流れないように気をつけてください。
関連のインターネット・リソース
ウーブレックは,専門的に言うと,非ニュートン流体のうちのダイラタント流体と呼ばれるようです。ダイラタント流体は,Wikipediaのダイラタンシーで解説されていますが,少し難しすぎるかもしれません。PRIMIXさんの「文系でもわかるレオロジー」が比較的わかりやすく書かれています。これでも難しいかもしれませんが・・・。
YouTubeには大量のウーブレックを作って,「水」の上を走る動画が公開されています。
たとえば,vivek choudharyさんの「Fun with Non-Newtonian Fluid - Lamar University」。900キロのコーンスターチを使ったそうです。楽しんでますね。
crenktvさんの「Jesus! Now You Can Walk On Water In This Pool!」。マレーシアのクアラルンプールでの企画のようです。ときどき,ウーブレックの海にのまれている人もいますねぇ。
Science Channelさんの「What Kind of Liquid Lets You Run Across Its Surface?」。人が走るだけでなく,自転車でも走っています。(^^)
あそび勉強会へのリンク
ウーブレックは,第0回の公開講座と,第7回あそび勉強会で楽しみました。
公開講座 |
第7回あそび勉強会 |