2019年6月27日木曜日

【勉強会からのオススメ #10】もちもちスライムを作ってみよう

ど定番のスライムですが,あそび勉強会でも楽しみました。第3回第6回のあそび勉強会でスライムを作ってみました。その他にも,何度もスライムを作ったのですが,結構奥が深いですね。ここで紹介するのは,もちもちスライム。びゅーんと伸びていくスライム。いつまでも触っていたくなります。感触もいいし,手にもくっつかないので,べとべと嫌いな子にもいいかもしれません。



準備するもの


  • 洗濯のり(PVAのり)または木工用ボンド(PVA入りのもの)
  • ホウ砂(ほうしゃ)または,アリエール/ボールドや,コンタクトレンズ洗浄液+重曹
  • かき混ぜるための道具(使い捨てスプーン,割り箸など)
  • 使い捨てカップやボウル(ボウルはスライム専用に買ってきます)
  • 食品着色剤または絵の具(オプション)
  • シェービングクリーム(オプション)
  • 樹脂粘土(オプション)

ホウ砂はドラッグストアなどで手に入ります。ホウ砂で水溶液を作る代わりに,アリエールやボールドなどのホウ酸成分が入っている洗剤でもスライムができますし,やはりホウ酸成分が入っているコンタクトレンズ洗浄液と重曹の組み合わせでもOKです。まとめてみると,次のような組み合わせになります。コスパが一番いいのは,ホウ砂水溶液かなぁ。

  • 洗濯のり+ホウ砂+水
  • 洗濯のり+洗濯用洗剤(アリエールまたはボールド)
  • 洗濯のり+コンタクトレンズ洗浄液+重曹



基本的な作り方


ホウ砂水溶液を使ってもちもちスライムを作る方法です。
  1. ホウ砂を水で溶かして,濃い目のホウ砂水溶液を作ります。ホウ砂が溶け切らずに少々沈殿しているときには,上澄みを使えば大丈夫です。
  2. 洗濯のりや木工用ボンドをカップやボウルに入れます。木工用ボンドを使う場合には,ボンドがくっついて取り扱いにくいので,少量の水で溶いておく方がよいようです。色をつけたいときには,食品着色剤や絵の具を溶かして色付けをしておきます。
  3. ホウ砂水溶液を徐々に加え,なじませるようにスプーンや割り箸でかき混ぜていきます。分量はいつも適量と説明しています。なじませながら適度な硬さになるまでホウ砂水溶液の量を増していきます。
  4. 好みに応じて,シェービングクリームや樹脂粘土を加えるとモチモチ度がアップします。ある程度固まったら,固まりを手にとって,さらになじませるように混ぜながら,遊びます。


アリエールやボールドなどの洗濯用洗剤を使うなら,1.のホウ砂水溶液を作る工程が省けるのでちょっと楽。でも,洗剤の匂いが・・・(さわやかではあるのですが ^_^;)。ホウ砂水溶液なら無臭なので,この点でもいいかもしれません。


もちもちスライムを作るときには,洗濯のりには水を加えず,そのままホウ砂水溶液を入れるのが失敗が少ないようです。ホウ砂水溶液を入れるとすぐに固まりはじめるので,様子を見ながら徐々にホウ砂水溶液を加えていくのがポイントです。ある程度もちもちになったら手に取って,さらにホウ砂をなじませていきます。ただホウ砂水溶液を入れすぎるとスポンジ状に固まってしまいます。こうなると,残念ながら失敗です。



一般にはスライムづくりのときは,洗濯のりと水を1:1で溶くやり方が紹介されています。これだといわゆるドロドロのスライムになります。これも楽しいですけどね。

木工用ボンドは結構な量が必要ですので,ホームセンターで詰替パックを買っておくとよいでしょう。



スライムができる原理


洗濯のりに含まれているPVA(ポリビニルアルコール)とホウ砂が反応して架橋という状態になります。こちら(↓)の 好奇心旺盛パパの毎日タメになるブログさんの「スライムの原理を子供向けに解説!わかりやすいから超教えやすいよ」というページで,とってもわかりやすく解説されています。

同じく好奇心旺盛パパさんのスライムのページ(↓)はとっても参考になります。スライムについて徹底的に分かります。出来上がったスライムに塩をかけたり,酢をかけたりする実験も紹介されています。

注意事項


よく知られているように,ホウ砂には弱いながらも毒性がありますので,取扱説明書をよくお読みください。①必ず大人と一緒に作ること,②飲み込んだり食べたりしないこと,③スライムを触った手で目をこすらないこと,④スライム遊びのあとは手をよく洗うことなどには注意してください。洗濯用洗剤やコンタクトレンズ洗浄液を使う場合も同じ注意が必要です。

あそび勉強会へのリンク


スライム遊びを楽しんだのは,第3回あそび勉強会と第6回あそび勉強会でした。

第3回あそび勉強会

第6回あそび勉強会

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