ペットボトルの底を切り抜き,そこに100円ショップで買ってきたビニールの網(実はマクラ乾燥用の網)を切ってかぶせ,養生テープでがっちり貼り付けて,シャボン玉をぶくぶく発生させるシャボン玉の吹き口を作ります。
ボウルに,中性洗剤を水で薄めて作ったシャボン玉液を入れ,シャボン玉の吹き口をつけて吹けば,もこもことシャボン玉ができます。
ひとしきりシャボン玉を作って遊んだあと,シャボン玉液に水性絵の具を溶かして,いよいよ本番。色付きシャボン玉を模造紙の上に吹き付けて遊びます。いい感じで紙に色がついて楽しめました(写真2枚目から4枚目)。
シャボン玉の吹き口を作るときのコツです。
- ペットボトルは底のあたりを切って,長い吹口を作りましょう。飲み口のあたりを切った短い吹口だと,シャボン玉が弾けるときに出る飛沫が,盛大に顔にかかってしまいます。
- ペットボトルを切るときには,カッターとハサミを使います。ペットボトルの上でカッターの刃を数度往復させて傷を付けてから,カッター刃をぐさっとペットボトルに垂直に突き立て,刃を押し込みます。刃を突き立てたままのペットボトルを少し手前に回し,カッターの刃を下に押し下げるよう切ると,簡単に穴が広がります。できた穴にハサミを差し込み,下側から(右手から見ると反時計回りに)切ると,きれいにペットボトルを切ることができます。カッターを使うときには,手を切らないように気をつけてくださいね。
- ペットボトルと網とは隙間ができないようにテープでしっかりと留めます。隙間ができているとそこから空気が抜けるので,うまくシャボン玉ができません。
色付きシャボン玉を模造紙の上に落として遊ぶのも楽しいですが,乾いたあとを見るのも楽しいものです。写真のように泡の形が残っていて,美しい作品になりました。
シャボン玉を吹くときのコツと注意点があります。
- 吹き口の底は,上に向けないようにします。吹き口の底を上に向けると,シャボン玉液が口の方に逆流してきます。吹き口の底は,必ず下に向けてシャボン玉を吹くようにします。
- シャボン玉の吹き口を,くわえこんでいないか,注意しておきましょう。吹き口をくわえ込むと,息を吸い込む時にペットボトルの中の方に向かってシャボン玉ができ,口の中にシャボン玉が入ってしまいます。吹き口には唇を当てて,息を吹き込んだらすぐに唇を離すことを教えておきましょう。